2012年12月28日金曜日

マーケティングキーワードをGoogle トレンドを使って振り返る

年の瀬も迫ってきているので、今年話題になったマーケティングのキーワードをGoogle トレンドを使って振り返りたいと思います。
それぞれ、キーワードの中身についての言及ではなく、あくまでもキーワードのトレンドを見てみるという娯楽程度でお楽しみください。

検索期間

  • 2011年1月 〜 2012年11月

設定したマーケティングキーワード(日本語)

  • インバウンドマーケティング
  • コンテンツマーケティング
  • リードナーチャリング
  • (マーケティングオートメーション)

まず、当初設定しようと思っていたキーワードは上記4つ。
完全に個人的な主観でこのあたりのキーワードよく見たな。という事で選びました。

ただ、マーケティングオートメーションについては、少なすぎて結果に出なかったので、日本語での検索では除外しています。(後述する英語では含めています)

    結果



    個人的所感

    インバウンドマーケティング

    2012年の6月から7月にかけてボリュームが大きく増えていますね。
    これは、6月末に発表された
    「株式会社コムニコ、米国HubSpot社の日本で初めてのパートナーとして、株式会社スケダチと共同で、インバウンドマーケティング支援サービスを開始」
    の影響だと思います。

    ただ、この前から以下のような事があって、HubSpotを中心としたトレンド上昇傾向はあったかと思います。
    糸井重里さんがhubspotを取り上げる、
    グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶが書籍発売

    コンテンツマーケティング

    現在は、インバウンドマーケティングとセットで語られる事が多い気がします。
    実際グラフもある程度の連動性が見られます。

    インバウンドマーケティングだろうが、マーケティングオートメーションだろうが実際にやりだすと行き着くところは「コンテンツどうするのよ」という話題になるとおもいますので、トレンドがガタッと下がることは今後しばらくないのかなと思います。

    本当に各社がインバウンドマーケティングやマーケティングオートメーションに取り組むと遅効して上昇しそうな気はしますが、はたまたいかがでしょうか?

    リードナーチャリング

    個人的には、最近余り聞かなくなってきている、リードナーチャリングというキーワードもBtoB界隈では依然と人気があるキーワードですよね。

    マーケティングプログラムを実施したとしても、すぐにセールスリードに結びつくものではないので、継続的なリードとのコミュニケーションは必要なのでこの部分はなくならないけど、言葉としては少し旬が過ぎているのかなという感じはあります。

    インバウンドマーケティングであったりマーケティングオートメーションあたりは、リードナーチャリングを内包しているので、比較すること自体が少し違うかなとおもいますが、キーワードの検索なのであえて入れてみました。

    マーケティングオートメーション

    12月にオラクルによるエロクア買収があったので、今後伸びてくる可能性はありますね。


    以上が日本語でのトレンド結果です。
    次はそれぞれの英語でのキーワードを見てみたいと思います。

    検索したマーケティングキーワード (英語)

    • inbound marketing
    • content marketing
    • marketing automation
    • lead nurturing

    結果


    個人的所感

    まず、目につくのはinbound marketingよりcontent marketingがトレンドになっていることですね。
    勢い的には、他を引き離す勢いで伸びています。このあたりは、日本よりソーシャルメディアマーケティングが勢いがあったりという事も影響しているかもしれませんね。

    また、日本語では全くトレンドになっていなかったmarketing automationがinbound marketingとそれほど離されずトレンドとして確立されていますね。
    このあたりを踏まえると、何か火がつけばmarketing automationというキーワードは日本語でもトレンドになる可能性があると思います。
    (オラクルの買収や、cloud forceに出展していたりとEloquaが中心となって引っ張っていくでしょう)

    また、トレンドグラフではないのですが、調べていて面白いのは、lead nurturingというキーワードはアメリカ以外では全く人気がないのです。
    他の3つのキーワードでは、アメリカ、カナダ、イギリス、インドが地域別人気ででてくるのですが、lead nurturingだけはアメリカだけなんですね。

    インドだけで人気がないというのなら、その国の市場が大きく伸びているときには必要性が薄くなるのだろうか?などが考えられますが、そうではなくアメリカ以外では人気がないという状態です。
    逆になぜアメリカでは人気なのかを考えたほうが良いかもですね。

    鬼に笑われよう

    来年あたりは、トレンドとして頭角を表すキーワードとしてはやはりマーケティングオートメーションが手堅い形でしょうか。
    Eloquaに続いてmarketoあたりもどこかと提携とかしたら火がつくかもしれませんね。

    あとは、アメリカの後を追うと考えるとコンテンツマーケティングがもう少しキーワードとしては、トレンドもっと上昇傾向になるかもしれませんね。

    個人的にはデータドリブンマーケティングとか上昇してくれたら面白いな思ったりはしています。


    番外編
    メールマーケティングとインバウンドマーケティングの比較



    過去2年ですると、インバウンドのボリュームが足りないってなりましたので1年分のみ。
    観測範囲でよく目にするキーワードと実際は違うなという自戒をこめて貼り付けてみますした。

    0 件のコメント:

    コメントを投稿

    登録 コメントの投稿 [Atom]

    << ホーム